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系統樹ハンターの狩猟記録

クレヨンの系統発生と「クレヨラの法則」

クレヨンの系統発生の可視化と「クレヨラの法則」について:WIRED Archives「「クレヨンの進化の法則」を図で表示」(2010年1月20日)→ 原記事:WIRED - Chuck Lawton「Is There an Upper Limit to Crayola’s Law?」(2010年1月19日).要するに,1903年に Creyola 社が開発した「クレヨン」の“系統発生”は,この一世紀の間,ひたすら cladogenesis を繰り返してきたということか.同記事によると「28年ごと」にクレヨンの色は“倍加”し続けてきたらしい(「クレヨラの法則」と命名されている).

この WIRED 記事の出典をさらにたどる:Data Pointed - Stephen Von Worley「Color Me A Dinosaur: The History Of Crayola Crayons, Charted」(2010年1月15日).この記事からリンクされているクレヨン系統樹Crayola Color Chart, 1903-2010」が上記 WIRED 記事に引用されていた.その後,クレヨン系統樹はさらに改訂されていた:Data Pointed - Stephen Von Worley「Somewhere Over The Crayon-Bow: A Cheerier Crayola Color Chronology」(2010年10月14日).Circle-tree のフォーマットで描かれた「The Crayon-Bow」は,マウスを重ねるとその位置の「色名」が示されるようになっている.

 

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「クレヨラの法則」に基づくクレヨンの“分岐進化”がこのまま続くならば,西暦2050年には330色のクレヨンが入る巨大なクレヨン箱が必要になるだろうとこの記事は予言している.

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